一人ひとりの発見や思いつきを大切にしています。自分で好きなことや楽しいことを見つけ、没頭していく力は、社会人として自分で仕事をみつける力へと繋がります。
友だちとやり取りをする中で、自分を調整する経験を促していきます。それは、コミュニケーション能力の基盤となります。また、多くの関わりの中で、規範意識が芽生えるようにしていきます。
お子さまの気付き1つ1つが全て、学びに繋がります。疑問を持ったり、もっと楽しくするために工夫を重ねることが、よく考える力となります。それは、小学校以降の教科学習を、自分の生活と重ねて考えられる力へと繋がっていきます。
幼児期には、意欲や探究心を持って、しっかり遊びこんでいくことが、とても大切です。その経験こそが、将来、新しいことを生み出す力や、問題をより良く解決していく力の基盤になるからです。
日常でふと思いついたアイデア、どうしてだろう?と気になった疑問…。
自分で感じたことに、しっかり向き合っていける時間や空間が保障されています。
ありのままの自分を表出できることを大切にします。はじめは自分が大切 ! 自分の嬉しさもわがままも思いきり表出していきます。
ほどなくして、1人で自分のしたいことをやっていてもつまらないことに気付きます。友だちと2人が楽しい時期、4~5人のグループで遊ぶ方が楽しい時期、そして、集団でお互いの得意なことを生かし合いながら遊ぶ方が楽しい時期へと、行きつ戻りつしながら、成長していきます。全ては、自分の心に正直でいることがスタートです。わがままな気持ちにも甘えたい気分にも必ず意味があります。
運動量や、身についていくことの多さは、全て楽しめたことの量に比例します。
あたご幼稚園では、心が掻き立てられるような動機を日常に溢れさせることで、経験を促しています。
物事には必ずしも答えが一つとは限りません。実生活の中で感じたことや思ったことを、色んな視点から表現できる柔軟な発想を持った子どもに育ってほしいと願っています。
わがままな子を育てるのではありません。また、放任でもありません。自分らしくする中で様々なルールに出会い、いろいろな相手と気持ちよく関わり協力しながら、やりたいことを実現している姿のことを指します。要するに、自由の中には「責任」が必要となることに気付いていくプロセスのことを、「のびのび」と表現します。
子どもたちは様々な遊びを通して好奇心や探求心を抱くようになります。
友だちの名前が書いてある靴箱、泥団子を作った土の重さなど、身近な出会いや遊びの中で、文字や数量など、小学校以降の学習活動に必要な自分で考える基盤を築いていきます。その考えたり出会ったりすることを楽しめる基盤ができる前に、文字書きや計算など、小学校の学習内容だけを前倒ししても、問題解決能力や新しいことを生み出す力には繋がりません。あたご幼稚園には、ワークブックやドリルはありません。そのかわり、子どもが自分から考えたり工夫したりしたくなる動機が日常に溢れています。
生活当番、小動物の飼育当番、外当番活動などを通して、子どもたちは『誰かのために…』という気持ちを体験します。相手に喜んでもらえる嬉しさや、しんどいことでも、力を合わせると成し遂げられる喜びが、たっぷりと味わえます。
園内とは違った環境の中で身近な自然に触れることを目的とし、近くの児童公園に遊びに行きます。
四季折々の自然に親しみ、季節の変化にも気付いていきます。
また、毎日取り組む、徒歩降園では、日々の変化を五感で感じたり、地域の方とハイタッチしたりなど、様々な体験が味わえます。